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手術後、口が腫れている人の食べやすいものランキング7選

更新日:2021年2月18日


親知らずを抜歯した直後や歯の治療後って噛むことに躊躇したり、なにを食べたらいいのか、またいつから食べて始めてもいいのか?など、気になることや不安などが多いと思います。そんな抜歯後や歯の治療中は、“柔らかい食べ物”が欲しくなることも多いです。この記事ではコンビニで手軽に買えて、柔らかくて食べやすい食べ物をご紹介します。そんな歯科治療後の食事方法についてご紹介していきたいと思います。

1. 噛まなくても大丈夫な食べ物


親知らずを抜歯した後は、基本的に数日間は傷口に影響の少ない柔らかいものや刺激の少ないものを選ぶことをオススメします。そこで実際に、痛みや傷口からの出血が治まってくるまでの間、どんなものを食べればよいのか、ご紹介します。


①.抜歯直後

抜歯直後の2~3時間程度は、極力食べ物を食べることを控えましょう。

抜歯後の出血は30分ほどで止まりますが、麻酔注射後の2~3時間ぐらいまでは麻酔が効いている状態なので、痛みだけではなく、温度や触られた感覚なども麻痺しています。熱いものに気付かずに火傷してしまったり、誤って舌を噛んでしまったり、食べ物の誤嚥などを起こしてしまう可能性があります。

転んで怪我をした膝にかさぶたができるのと同様に、口の中でも傷口を守るものが形成されます。それが血餅とよばれるもので、抜歯して穴があいた部分に血がたまって自然にできる覆いのことをいいます。抜歯した箇所で物を噛んでしまったり口を激しくゆすいでしまうと、この血餅が作られなかったり十分な量ができない可能性があります。

そのため、抜歯直後2~3時間程度は、やはり飲食は控えて口の中をそっとしておいてあげましょう。

②抜歯した当日の食事

抜歯した当日というのは、まだ傷口が新しく柔らかいままの状態になっています。止血後は徐々にできていく血餅の働きによって、傷口が保護されていますが、このかさぶたの役割をする血餅が取れてしまうと、傷口の治りが遅くなってしまう恐れがあります。

そのため、治癒に必要な血餅をはがしてしまう可能性のある、固いものや粘着性のある食べ物はなるべく避けましょう。オススメは、おかゆや雑炊などの柔らかくスープ状の食べ物です。その他、ゼリー状の栄養飲料やヨーグルトなど、それほど噛まなくても食べられる栄養のあるものが良いでしょう。

③抜歯後数日間

抜歯後から2~3日間はまだ血餅がある状態で傷口が安定していないため、治療部位とは反対側で食事をするようにしましょう。もし、抜歯後の腫れがひどくない場合は、傷口に影響の少ない柔らかいものや刺激の少ないものを食べるように心掛けましょう。

ただ、一般的には親知らずを抜歯した翌日以降は治療部位とその周辺が大きく腫れてしまうことが多く、抜歯後24~48時間が腫れのピークになる傾向があります。顔が腫れてしまうことにより口の中の筋肉が引っ張られ、口を大きく開けることができなくなるため、噛む動作も満足に行えません。

そんな親知らずの抜歯後数日間の食事のポイントとしては、口に入る食材の大きさであることと、それほど噛まなくても飲み込めるものであることです。オススメのメニューとしては、中華粥や雑炊、シチュー、野菜スープなど色んな野菜が摂れるメニューが良いでしょう。その際は野菜をじっくり煮込んで柔らかくするか、細かくみじん切りにして口に入りやすい大きさにすると良いでしょう。その他には卵や納豆、ヨーグルトなどのタンパク質が豊富で栄養価の高いものもおススメです。

通常の食事に戻すタイミングとしては、痛みがなくなってきたり傷口からの出血が治まってきた時点で、様子を見ながら徐々に普通の食事に戻していくのが良いでしょう。

2. ランキング発表


ここでは、わたしの独断で手術後に口が腫れている人の食べやすいものランキング7選をご紹介します。


【口が腫れている人の食べやすいものランキング7選】

ヨーグルト

豆腐

バナナ

半熟たまご

野菜サラダ

野菜の煮物

うどん

完全にわたしの独断と偏見で選びましたが、ぜひ参考にしてみてください。

3. コンビニで買える抜歯後におすすめな食べ物は?



親知らずを抜歯した後は、基本的には傷口に影響の少ない柔らかいものや刺激の少ないものを選ぶことをオススメします。そこで実際にコンビニで買うことができる、噛まなくても良いものや柔らかくて食べやすいものが紹介されている記事をご案内しておきます。ぜひ参考にしてみてください。

コンビニで買える柔らかい食べ物おすすめ12選!抜歯後や歯痛時に

参考URL:セブンファン

4. 逆に禁忌な食べ物は?


親知らずを抜歯した後は、基本的に数日間は傷口に影響の少ない柔らかいものや刺激の少ないものを選ぶことをオススメします。


そこで分かりやすく、『オススメできない食べもの』にはどんなものがあるのかを以下にご紹介します。

〇煎餅やチップスなどの硬いもの・・・・傷口を再び傷つけてしまう可能性があります。

〇スパイスや香辛料が効いたもの・・・・傷口を刺激し、痛みを引き起こしてしまう恐れがあります。

〇アルコール類・・・・血行を促進させ、傷口から血が止まりにくくなる可能性があります。

〇こはん・・・・ご飯粒が抜歯後の穴に入ってしまう可能性があります。無理に取り出そうとすると、せっかく塞がろうとしている歯茎を傷つけたり、細菌が入ったりします。

〇吸う必要があるもの・・・・傷口が塞がる過程で歯茎にカサブタができます。これを血餅といいますが、血餅まで吸い出してしまう恐れがあるため、そば、うどん、ラーメンなどのすするものは控えましょう。

皆さん、いかがでしょうか?意外とオススメできない食べものが多くありますので、ご注意ください。

5. 最後に

余談になりますが、わたしが『抜歯後に最初に食べたもの』は何かというと、それはズバリお粥です。柔らかくて傷口に負担が少ないからです。

ただ、柔らかいお粥や雑炊ばかりだと偏った食生活になり、栄養が不足して傷口の治りも遅くなります。野菜や肉なども柔らかく煮込んだりスープにしたりして、工夫して積極的に摂取していきましょう。


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