ドクター紹介
doctor profile
歯科医師
寺嶋 純一
「お口の健康だけではなく身体の健康まで!
医師として人のために尽くします」
みなさまが歯科を利用される中で、多い悩みは
「虫歯」「歯周病」です。
虫歯があり、激しい痛みがある方は、とても深刻に来院されます。
しかし、「歯茎から血がでる」「口臭がある」といった症状の場合であれば、それほど深刻に悩まれることはありません。
痛みがでたら・・・そのように考えておられる方も少ないないでしょう。
これは恐らく、風邪やけがなどであれば、わざわざ医師に診察してもらうこともなく、ドラッグストアで市販薬を飲んでみたり、絆創膏を貼って治るまで様子をみようとしていたりという考えに近いのではないでしょうか。
しかし考えてみてください。
虫歯になってしまうと、自然に治るということはないのです。
市販薬を飲んで劇的に虫歯や歯周病が改善するということはありません。
虫歯が酷い状態になると、骨を大きく削り、金属などを詰め込むことになります。
失ってしまった歯を元通りにすることはできないのです。
歯は健康の原点です。みなさまは「8020運動」をご存知でしょうか。
80歳になっても、自分の歯を20本以上保とうというキャッチフレーズです。
歯の本数は32本ありますが、70歳では平均15本であるといわれます。
80歳ではわずか8.9本です。
歯が少なくなってしまう一番の原因は、「虫歯」「歯周病」なのです。
「虫歯」「歯周病」の予防や治療はとても大事です。
健康で生活できる「健康寿命」と、歯の本数はとても大きな関係があるといわれています。
歯が多いと、物をよく噛みますから脳が刺激され、認知症のリスクも低くなるといわれます。
わたしは当院に来られるみなさまにお口の健康だけではなく、身体の健康まで医師として尽くしていきたいと考えています。
大事にしている言葉
わたしの大事にしている言葉は「一本道」です。
医仁会さくら総合病院に勤務している時代に購入した、清水卯一氏がしたためられた掛け軸の中にある言葉です。
この掛け軸を見た瞬間、わたしの中に電気が走りました。
清水卯一氏は陶芸家で人間国宝にも認定されています。
「感激一瞬」を生涯のテーマとして、常に人々に対して感動を与える作品の追及に全力投球されています。
わたしは当時、歯科医師として生涯にわたって口腔外科として邁進していこうと決意したときでした。
さまざまな研修などによって口腔外科の奥深さを知り、明確に今後の自分の将来像を描くことができたのです。
「一本道」を貫いていこうと。
自分自身が求めているものから、清水卯一氏の陶芸家としての姿勢に深く感銘を受けることができ、「一本道」の掛け軸を購入したのです。
わたしは日々、歯科医師として勤務する中で、「一本道」を意識しながらみなさまの歯科治療を行っています。
歯科医師 寺嶋 純一とは
学生時代のわたし
わたしは幼少期、とても引っ込み思案で、人のなかに飛び込んでいけるような性格ではありませんでした。
保育園でもおとなしい性格で、いつも親の後ろに隠れているような子供でした。
小学校の高学年で始めた水泳をきっかけにして、チャレンジ精神というものが芽生えてきたように思います。人と比べてということではなく、自分の成長をいつも楽しんでいました。
自己ベストタイムを更新すると、とてもうれしかった記憶があります。
水泳は中学3年まで続け、同時にバスケットボール、テニスも始め、少しずつ競技能力が上がっていく自分に満足していました。
愛知大学歯学部に入学してからは、陸上部に入りました。オールデンタル全日本歯科学生総合体育大会3000mSC銅メダル、砲丸投げ5位入賞を果たしています。
臨床研修時代から現在まで
臨床研修は、医仁会さくら総合病院でお世話になりました。
研修が始まった当初は、緊張感に押し潰されましたが、次第に研修にも慣れ、緊張感が頑張れる起爆剤になっていました。
1年で終了の予定でしたが、さらに学び続けたいと思い、2年間も在籍させて頂くことができました。
治療や処置を難なくこなし、完璧に出来る先生方を間近に触れることができ、本当に刺激となった2年間でした。
この2年間が、今後の自分の将来像を見つけることが出来たと感じています。
その後、愛知学院大学歯学部附属病院、顎口腔外科学講座に入局しました。
外来診療では、一般患者様の診療、顎関節外来、顎変形症外来、口唇口蓋裂外来で、診療補助を行ってきました。
病棟では、手術室においてオペの介助に入り外科治療技術の研鑽、入院患者様の管理を行いました。
診療後は、口唇口蓋裂治療に関する研究に没頭しました。
その中で、歯科治療の重要性を痛感し、現在に至っています。
これからも、歯科医師として知識と技術の研鑽に励み、みなさまに寄り添いながら、治療を行いたいと考えています。