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口腔がん検診
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私たちが使っている口腔は、食べたり、飲んだりといった機能や、話をするコミュニケーションのための機能があり、人として生きていく上で大きな役割を担っています。

 

食べるときには食べ物を歯で噛んで、噛み砕き、飲みやすい大きさにすることができます。

 

話をするときには、口を大きくあけたり、すぼめたりしながら言葉を発し、周りの人に対して笑ったり、怒ったり表情を変えながら意思を伝えることができます。

 

口腔はこのように生きていくためにとても大事に機能を持っています。

しかし年齢を重ね老化が進んでいく中で、思うように噛めなくなるなど、行為ができなくなることがあります。

虫歯によって痛みが生じ、生活に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。

 

口腔に何らかの問題が生じると、歯科医院に通院して治療をすることが必要です。しかし身体が不自由な方にとっては、その行動も思うようにできません。

 

てらしま歯科医院では、歯科治療を受けたいのに歯科医院に通うことができない方のために、訪問歯科診療のサービスを始めました。

「自分の好きなものを食べたい」

「歯の痛みを治療し元気に過ごしたい」

歯科医院に通院できない方であっても、いつまでも元気に暮らすことができるように、最適な歯科治療をご提案いたします。

訪問歯科診療チラシ

訪問歯科診療チラシ

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てらしま歯科の訪問歯科診療に対する考え方

高齢化が進む社会の中で、訪問診療の役割はとても大きくなり、今後もさらに必要性が増してくるでしょう。

 

また訪問診療の中でも歯科診療は、私たちが健康に暮らしくいくために必要なのはもちろんのこと、自分らしく生きていく上でとても重要な分野であると考えています。

家の模型と聴診器

歯科診療は、口腔内のトラブルに対する治療や予防などを行います。

特に近年、口腔ケアは注目されており、歯や口腔内のトラブル予防だけではなく、口腔衛生が健康に対しても重要な意味を持っていることが分かりました。

 

特に高齢者に多い「肺炎」ですが、口腔内が不潔になり、その雑菌が肺に入ってしまうことでも発症してしまうのです。

口腔内の雑菌は、何も食べないとしても増え続けますので、どのような時でも口腔内を清潔に保っておく必要があるのです。

 

在宅に住む方の中には、食事をかみ砕いたり、すりつぶしたりといった動作(咀嚼 そしゃく)が出来ない方や、うまく飲み込み(嚥下 えんげ)ができない方がおられます。

口から食事が摂れないという方であっても、常に口腔内を綺麗にしておかなければ、肺炎となり、健康を損なうリスクが高まってしまいます。

 

高齢の方がいつまでも自分らしく生活を続けるためには、口腔ケアがとても重要です。

 

食べたり、飲んだり、話せたりといった機能ができる方には、いつまでも物を噛んで食べることを目標としています。

普段、通院に来られている患者様に対して行う診療は、この目標を達成するために行っています。

 

訪問診療においては、寝たきり状態で思うように口腔機能が使えない方もおられます。

そのような方たちに重要なことは、健康的に生活できることだと考えています。

 

私たちが持っている歯科診療の技術と知識を活かしていくことが、社会に貢献できることだと自覚しています。

さまざまなお宅に伺うなかで、人と人とのかかわりの大切さをかみしめながら、訪問歯科診療としての役割を果たします。

 

てらしま歯科医院は、愛知県に住む歯科診療が必要な患者様に対して、積極的に訪問歯科診療を行ってまいります。

訪問歯科診療とは

男性と女性の食事風景

今までは、歯科治療を行うには歯科医院に通院することが必要でした。

 

訪問歯科診療は、歯科医師や歯科衛生士が、歯科治療が必要だが通院することが困難な高齢者の自宅に訪問し治療を行います。

いつまでも食べ続けることができるお口作りやいつまでも健康で生活ができるように口腔ケアを行うことが、私たちの仕事です。

 

通院することがどうしてもできない、お体が不自由なご高齢者のご自宅や老人ホームなどに訪問して、歯科診療を行うサービスです。

訪問歯科診療の内容

在宅でお住いのお体の不自由な方が、必要とする歯科治療を行います。

 

歯を削る機械など持ち運びができる器材を揃えていますので、虫歯の治療、歯周病の治療、義歯の作成や調整、歯垢の除去などが、ご自宅や老人ホームにおいて治療可能となっています。

車椅子に乗る男性とおす女性

それだけではなく、正しいブラッシング方法についても指導させていただきます。

 

また口腔ケアにおいては、誤嚥性肺炎の予防や食べたり飲んだりできるように口腔機能のリハビリテーションも行います。

摂食や嚥下のリハビリテーションをはじめ、さまざまな口腔機能リハビリテーションを行います。

 

お口の機能を改善することが目的なので、筋肉のマッサージやそれらの筋肉を動かす訓練、発声、嚥下(食べ物の飲み込み)へのアプローチ等を行います。

 

治療の方法については、医師が患者様の体力に合わせて内容を判断しております。体調がすぐれない方や、重度の疾患をお持ちの方でしたら、全身状態を確認し、必要に応じて主治医の先生とも相談し、歯科治療の方法を検討します。

てらしま歯科 訪問診療の豊富な実績

家と車椅子に乗った男性の模型

てらしま歯科では、訪問歯科診療をスタートさせ、多くの患者様のご自宅に伺い、診療を行ってきました。

訪問診療においては、歯科に関する知識だけではなく、介護に対する知識も持ち合わせておかなければなりません。

当院のスタッフは、在宅での診療に関する幅広い知識を有しており、今までもあらゆる症例に対応してきました。

 

そのため在宅でお住いのお体の不自由な方が、必要としている歯科治療や処置を行うことができるようになりました。

さらにみなさまのニーズに応えることができるように、最新の機器や設備、治療機材を揃えています。

歯を削る機械など、持ち運びができる器材がありますので、適切な虫歯治療や入れ歯の調整などを行うことも可能です。

 

安心してご相談いただきたいと思います。

 

訪問歯科診療のメリットは、ご自宅や老人ホームなどの普段みなさまがおられる、慣れ親しんだ場所で行うことができることです。

慣れない医院のなかではありませんので、リラックスして診療を受けることができます。

 

また患者様に対するコミュニケーションを大事にし、共に生活するご家族のように接するよう心がけています。

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訪問歯科診療をご利用できる

ご対象者と診療までの流れ

1

まずは電話や当院にてスタッフにお問い合わせください

訪問歯科診療をご利用できるご対象者は、以下の通りとなります。

ご高齢や身体が不自由で歯科治療のために通院することができない

寝たきりで介護認定を受けている

摂食や嚥下に障害がある

病院からおおむね片道30分圏内にお住まいの方

当院のスタッフが、患者様の現在のご状態、症状、お伺いする場所などをお伺いいたします。

 

ご不明な点がございましたら、お気軽にお尋ねください。

訪問歯科診療の連絡先:℡0587-23-8585 てらしま歯科

2

治療方針を決定します

初回訪問は、事前にお約束した日時に、歯科医師または歯科衛生士が訪問し、口腔内のご状態を確認いたします。

検査した結果や患者様のご希望、健康状態などを考慮し、今後の治療方針を決定していきます。

 

患者様、一人ひとりに合った治療計画を立てて、治療を行っています。

3

訪問診療開始

歯科医師が訪問し、丁寧に治療計画を説明したうえで、歯科治療、口腔ケア、機能訓練などを行います。

また口腔内のことだけではなく、全身の健康維持を目的として治療に取り組みます。

料金について

訪問歯科の診療は、介護保険証をお持ちの方には、医療保険と介護保険を併用して適用されます。それぞれに定められた自己負担がかかりますのでご注意ください。

<医療保険の適用>

1. 後期高齢者の方:所得に応じて自己負担割合が変わります。

2. 前期高齢者の方:原則2割~3割自己負担

3. 障害者、生活保護の方:市町村の減免あり

4. 一般の方:一般の医療保険の自己負担と同じ取り扱いです。  

※高額医療費の還付制度あり

<介護保険の適用「居宅療養管理指導」>

1. 歯科医師からの指導(月2回まで)

2. 歯科衛生士からの指導(月4回まで)

※診療した人数によって金額の差があります。

★料金は、訪問した施設や診察を行った人数によって差がでることがあります。ご不安な方は、お伺いするスタッフにお気軽にお尋ねください。

★お支払いいただく自己負担金は、医療保険と介護保険から同時に発生する場合があります。

★交通費や出張費は一切かかりません。

訪問日と対象エリア

■ 訪問日と対象エリア

月曜日から木曜日

(時間はスタッフにご相談ください)

※病院からおおむね片道30分圏内にお住まいの方が対象です。

末期がん患者さまを通して~さくら総合病院 研修医時代~

to寺嶋純一
握手をする手

てらしま歯科に勤務している、寺嶋純一と申します。歯科大学を卒業後、愛知県丹羽郡にある、さくら総合病院で2年間という短い期間ですが、勉強させていただいておりました。

私がかかわったある末期がん患者さんですが、当初は義歯(入れ歯)調整の依頼があり、胃瘻は希望せず、可能な限り口から食べたいという意向で、口腔ケアを行いました。

その後、体力の低下も著しく、ご家族から歯科介入の終了を告げられたが、ある日の朝、気になって「近くを通ったついでに」と言い、最後のご挨拶のつもりで伺いました。

その場でご家族からの依頼を受け口腔ケアを行ったが、うなりながら苦しそうにしており、口腔内は教科書でみる典型的な末期がん患者の有様で初めての現実に絶句してしまいました。

可能な限りの口腔ケアを行い、いつもの「じゃあまたね」の「またね」は言えずに狼狽えていたら、患者がわずかに会釈してくれたので、その場を後にしました。

患者はその夜に息を引き取ったが、午後には嬉しそうに反応していたと後で聞き、少し救われた気持ちがしました。

訪問歯科診療(在宅医療)では患者本人や家族のhistorystoryがより深くかかわります。歯科がかかわる終末期を経験し、訪問歯科診療の一つの役割を知ることができました。

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