一緒に寝ている時に、なんとなく「ギギギ」という音がするな、と思ったら子供の歯ぎしりだった、なんてことはよくある話です。
1回や2回程度なら問題はありませんが、毎回寝るたびに歯ぎしりをしているようであれば、対策を考えなくてはいけません。
子供の歯ぎしりの原因や対策方法をご紹介していきます。
子供が歯ぎしりをする3つの原因
よく、子供が歯ぎしりをする原因はストレスが溜まっていて、寝ている時に歯ぎしりで解消している、と言われます。
ストレスが子供にかかっているの?と思うと親としては心配になりますよね。
まず、子供がまだ乳歯の場合はほとんど心配がいりません。
なぜなら、乳歯で歯ぎしりをするというのは基本的に歯や顎の位置を決めようとしているからなんです。
乳歯の場合は、これから永久歯に生え変わる過程で、寝ている時に歯の位置を決めようという生理現象です。
成長するにあたって顎が大きくなり、歯も硬くなるのでかみ合わせの調整だと思ってください。
ですが、永久歯になっているのに歯ぎしりをする場合は歯並びが悪くて顎が不安定な場合と永久歯が抜けそうになっている、という2つの原因があるので必ず対策をする必要があります。
永久歯の歯ぎしりをそのままにしておくと、歯がすり減ったり顎の消耗が激しくて痛みを感じるなど、悪影響があるので、そのままにはしないようにしましょう。
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子供の歯ぎしり対策は歯科医でマウスピースを作るのがベスト
永久歯になっても歯ぎしりをしている場合は、まず歯科医院を訪れてください。
そこで、歯並びなど根本的な理由があるなら治療を開始するべきですが、ただ歯ぎしりが癖になっているだけ、という場合はナイトガードと呼ばれるマウスピースを作ることが大事です。
市販でも販売されていますが、歯科医院で作る方が子供の顎の大きさに合わせて作ることができるので、歯科医院で作ることをおすすめします。
子供にとっては、寝る時にマウスピースを入れると違和感を感じるでしょうが、その違和感も最初のうちだけなので、徐々に慣れていきます。
また、慣れていくとだんだん歯ぎしりもしなくなるので、治っていきますよ。
歯ぎしりはどうしても、大人でもあることなので考えが甘くなりがちですが、子供がいつまでも歯ぎしりをしている場合は、早期の歯科医院受診をするようにしてください。
まとめ
子供の歯ぎしりについてご紹介しました。
乳歯なのか永久歯なのかで対策は変わってきますが、乳歯の場合はそのままでもOKです。
永久歯の場合はマウスピースを作るなどの対策が必要になるため、たかが歯ぎしりと思わずに子供の歯ぎしりには注意してあげてください。
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