子どもの間に歯列矯正をして、歯並びが綺麗になるようにしたいと考える親御さんは多いものです。
子どもの歯列矯正といえば、ワイヤーを用いたブラケット矯正を思い浮かべるかもしれませんが、最近では子どもの歯列矯正もマウスピース矯正の人気が高まっています。
子どもにマウスピース矯正は本当に向いているのでしょうか?
子どもでもマウスピース矯正はできるのか?
そもそも、子どもにマウスピース矯正はできるのかどうか疑問に持つ人も多いでしょう。
子どものマウスピース矯正は、乳歯と永久歯が混在している小学校低学年でも可能です。
むしろ、小さい時期だからこそ顎の骨格顎の骨格が形成される前に矯正することで、将来の歯並びが綺麗になるように導くことができます。
また、小学校高学年や中学生など永久歯が生え揃ってからでもマウスピース矯正は可能です。
小さい頃の矯正とは異なり、大人と同じようにマウスピースによって歯を少しずつ動かしていく矯正方法ができるのです。
子どもがマウスピース矯正を選ぶメリット
■装置が目立たない
ブラケット矯正の場合、裏側に装置をつけたとしても矯正装置が見えてしまいます。
しかし、マウスピース矯正の場合は透明に近いマウスピースを付けるので、近くで見ても矯正していることが分かりにくくなっているのです。
そのため、思春期の子どもでも周囲の目を気にすることなく矯正できることがメリットです。
■歯磨きしやすく、衛生的
ブラケット矯正の場合は装置を取り外すことが出来ないので、歯磨きも行き届かない部分があります。
しかし、マウスピースは食事や歯磨きの際には取り外すことができ、普段通りのケアができるのです。
矯正中は歯磨きが綺麗にできないことから虫歯になりやすいと言われていますが、マウスピースを取り外して綺麗に歯を磨くことで虫歯予防も可能です。
■痛みが少ない
ブラケットと矯正では痛みが伴うだけではなく、矯正器具で口内を傷つける恐れもあります。
特にお子様の場合は、激しい運動で口元を怪我してしまう可能性もあります。
マウスピース矯正であれば、矯正自体の痛みはワイヤーよりも少なく、器具によって口内が傷つけられる恐れもありません。
マウスピース矯正は子どもにも向いている
マウスピース矯正は、小さなお子様から思春期を迎えるお子様まで安心・安全に矯正をすることができる矯正方法です。
そのため、子どもの矯正方法として選ぶ方も非常に増えてきています。
ただし、歯並びによってはマウスピース矯正では対応できないケースもありますので、まずは矯正歯科で検査を行って適した矯正方法を相談する必要があります。
執筆 てらしま歯科 スタッフ
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