こんにちわ。
愛知県稲沢市緑町の歯医者「てらしま歯科」です。
予防歯科で歯と体を健康に保つため、ちょっと役立つ、ためになる情報発信を心がけています。
みなさん、キシリトールにはどのような印象をお持ちですか?
CMの影響もあり、むし歯予防に効果があると知っている人は多いと思います。
では、どのように効果があるのか、どれぐらい食べればいいのか、子どもに食べさせて安全なのか、詳しくご存知でしょうか?
今回は、キシリトールに関してお話します。
キシリトールの効果って?
キシリトールには、歯垢を剥がしやすくする、フッ化物と相乗効果で歯を固くする、といった効果が認められているため、実際むし歯予防に効果があるといえます。
しかし、キシリトールの力だけでは口の中の食べかすをきれいに除去することはできません。
キシリトールは「追加型むし歯予防法」ともいわれるように、基本のはみがきがあってこそむし歯予防に効果を発揮します。
はみがきは必ずするようにしましょう。
キシリトール製品の選び方
キシリトールの効果を歯に届けるためには、なるべく口の中に長くとどまるものが良いので、ガムやタブレット、キャンディタイプがおすすめです。
キシリトールを配合した製品は数多く存在しますが、中にはキシリトールの効果をうまく発揮できないものも存在するので購入の際にはいくつか注意が必要です。
製品を選ぶ際にはむし歯の元となりやすい砂糖が使われていない「砂糖不使用」「糖類0」「シュガーレス」といった表記があるものを選ぶようにしましょう。
そして、キシリトール含有量は50%以上であることが好ましいです。
薬局などで購入される際には、パッケージをチェックするようにしてみてください。
キシリトール製品の効果的な使用方法
ガムなどのパッケージにも書かれているよう、1日3〜5回とるようにしましょう。
食べる際にはゆっくり食べるようにします。ガムなら5分以上。できるかぎり長く噛むことで唾液の分泌も促されるため、よりむし歯予防に効果的です。
また、キシリトールには歯垢を剥がしやすくする効果があるので、キシリトール摂取後にはみがきをするのもおすすめです。キシリトールを配合したはみがき粉やはみがきジェルを使用するのも良いですね。
キシリトールは食べてすぐに効果が現れるものではありません。1日3回を3ヶ月以上続けることでようやくむし歯になりにくくなるといわれています。
子どもにも食べさせて大丈夫?
子ども用のキシリトールタブレットも多く販売されています。
キシリトールはカタカナで少し不安になるかもしれませんが、シラカバやトウモロコシを原料として作られる天然の甘味料ですので安心して子どもにも食べさせることができます。
ただし、食べすぎると下痢になる可能性があるので、パッケージに書かれている用量は守り、子どもの体調をみて加減すると良いでしょう。
当院でも随時相談を受け付けています。
気になる症状等ございましたらご連絡ください。
てらしま歯科
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