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【知っていますか?】前歯が大きい場合のデメリットと治療方法

前歯が大きい場合のデメリットって何だろう?

出っ歯との違いや治療方法も知りたいと考えていませんか。

本記事では、下記の内容を解説します。

■もくじ

1. 前歯が大きい場合のデメリット

1-1 歯が重なって生えてしまう

1-2 出っ歯になりやすい

2. 前歯が大きい場合と出っ歯との違い

2-1 前歯が大きい場合

2-2 出っ歯の場合

3. 前歯が大きい場合の治療方法

3-1 前歯を矯正する

3-2 前歯を削る

4. まとめ

1. 前歯が大きい場合のデメリット


1. 前歯が大きい場合のデメリット

前歯が大きい場合のデメリットは主に2つあります。

1-1 歯が重なって生えてしまう

前歯が大きいと歯が重なって生えてしまう原因となります。

特に顎の発達が不十分で歯の生えてくるスペースが狭い場合は、余計に歯が重なりやすくなってしまいます。

歯が重なって生えてくると、普段の歯磨きでも歯の汚れを落としにくいため、虫歯の原因にもなります。

1-2 出っ歯になりやすい

前歯が大きいと出っ歯になることがあります。

前述した、歯が重なって生えてしまう場合と同様に、顎の大きさと歯の大きさのバランスが合っていないことで、出っ歯になる可能性があります。

現代人は特に顎のサイズが小さいといわれていますので、出っ歯に繋がりやすい傾向にあります。

2. 前歯が大きい場合と出っ歯との違い


2. 前歯が大きい場合と出っ歯との違い

前歯が大きければ必ずしも出っ歯というわけではありません。

違いを解説します。

2-1 前歯が大きい場合

基本的に標準的な歯の大きさは性差で異なりますが、前歯の大きさが9ミリメートル以上だと「大きい」と判断されます

逆に、前歯が大きくなくても他の歯が全体的に小さいと、前歯が大きく見えてしまうことがあります。

歯が大きくなる原因は遺伝や食生活にあるようです。

特に食生活については、高カロリーなどの栄養分の摂りすぎに原因があるといわれています。

2-2 出っ歯の場合

出っ歯とは歯が大きいのではなく、下側の顎がうしろに下がっていたり、下側の前歯がうしろに向けて生えていたり、上側の前歯が前に向かって生えていることです。

原因としては、遺伝やクセにあります。

遺伝だけはどうしようもありませんが、クセは工夫しだいで治すことができます。

代表的なクセは爪を噛んだり、あかちゃんの時のおしゃぶりです。

おしゃぶりのメリットはもちろんありますが、歯並びという観点からすると、特に2歳6ヶ月頃までには、おしゃぶりを止めさせるようにすると良いでしょう。

小さいお子さんがいらっしゃる方は、こちらの「いつのまにか出っ歯!?おしゃぶりを使うと歯並びが悪くなるって本当?」の記事を参考にしてみてください。

また、子供の矯正治療は基本的に自由診療なので保険がきかず、高額になる場合が多いのですが、なかには保険が適用できるケースがあります。

詳しくはこちらの【完全網羅】子供の歯科矯正にかかるお金っていくら?の記事を参考にしてみてください。

3. 前歯が大きい場合の治療方法


3. 前歯が大きい場合の治療方法

前歯が大きい場合にできる治療方法は主に2つあります。

順番に解説していきます。

3-1 前歯を矯正する

前歯を矯正する場合は、前述したような、歯の大きさは標準的でも他の歯が小さいために結果として歯が大きく見える状態のときに行います。

全体のバランスが整い、前歯が小さく見えるようになるからです。

マウスピースを使用した矯正方法や、裏側矯正といって、歯の内側に矯正器具をつけて前方から見えなくする矯正方法もあります。

前歯だけの矯正治療は、全体の矯正治療と違い、矯正期間やかかる費用も少なくなります。

ただ、矯正治療は歯茎が下がる原因にもなったり、顎関節症に繋がることもあると言われています。

審美面の理由でのみ前歯を矯正する場合は、かかりつけの歯科医師に相談するようにしましょう。

3-2 前歯を削る

相対的に歯が大きく見える場合ではなく、前歯自体が大きい状態では、歯を削ることになります。

場合によっては差し歯を使用することもあります。

ケースにより費用も異なりますので、詳しくはこちらの、【完全網羅】前歯を差し歯にするための値段っていくら?の記事を参考にしてみてください。

ただ、虫歯などが原因で歯を削るのではなく、健康な歯を削るのは、歯の寿命を短くしたり、物理的に弱くなったりすることにつながりますし、1度削ってしまえば当然もとの状態に戻すことはできませんので、前述した前歯を削るときと同様に、審美面での理由で歯を削る場合は、きちんとかかりつけの歯科医師に納得のいくまで相談すると良いでしょう。

4. まとめ


4. まとめ

前歯が大きい場合のデメリットは2つあり、歯が重なって生えてしまうことと、出っ歯につながることです。

前歯が大きい場合と出っ歯の違いは、前歯や前歯以外との相対的な大きさ、歯の生えている角度や顎の具合によるものです。

前歯が大きい場合の治療方法は、基本的に歯を削って小さくするか、矯正治療で歯並びを整えるかのどちらかになります。

仮に審美面の理由のみで前歯を治療する場合、費用やその方法、治療期間やリスクなどもきちんと確認したうえで行うようにすると良いでしょう。

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