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親知らずの抜歯前後の食事はどうなる?気をつけるべき注意点は?

更新日:2021年2月18日

親知らずを抜歯するとなると、一番気になることが「食事」ですよね。抜歯をした後は、食事が辛いという話しを聞いたことがあるかもしれません。抜歯した後はいつから食事ができるのか、またどんな物を食べてもいいのか気になるものです。また、抜歯前に食事は自由にできるのか解説していきます。




抜歯前の食事について


抜歯するとすぐに食事をすることができないので、出来れば抜歯する前に食事をしておいてお腹が空くことのないようにしておくことをおすすめします。ただし、抜歯直前に食べ過ぎてしまうと、消毒液での刺激や抜歯によるショックなどから気分が悪くなるケースも稀にあるので、抜歯の1~2時間前には食事を終えるようにしておきましょう。


1.体調管理について

前日は、十分な睡眠をとり体調を整えるようにして下さい。睡眠不足時に麻酔をすると気分が悪くなる可能性があります。来院前に食事をとって来て下さい。抜歯後2~3時間程度は麻酔がよく効いており、唇や頬に感覚がないため、その間の食事は唇や頬を噛んでしまう危険性があり、食事は控えて頂きます。また、空腹時の麻酔も気分が悪くなる可能性があります。抜歯前はなるべく飲酒を控えたほうが、良いと思います。麻酔の効きが悪くなることがあります。


2.喫煙について

節煙、禁煙しましょう。喫煙後の歯肉は血液の循環が悪くなり、傷口の治りを悪くしますので、前日から節煙、禁煙をオススメします。


3.服装について

服装はラフな感じが良いでしょう。抜歯というのは非常にストレスになる治療の一つです。少しでも楽な服装の方がオススメです。


4.その他

車やバイクでのご来院は、できるだけ避けて下さい。抜歯後、貧血など起こす可能性があります。体調不良の際は、抜歯を延期しても構いません。無理をすると、体調悪化の可能性もありますので、お気軽にご連絡下さい。



抜歯後の食事について


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抜歯をしてから出血が完全に止まるまでは食事をしないで、麻酔が切れても出血がないか確認してから血がとまっているようであれば食事は出来ます。時間としては30分ほどで血が止まります。ただし、抜歯した当日は熱い食べ物や辛い食べ物、アルコール類は避け、なるべく消化の良い食べ物を食べるようにしてください。

抜歯をした当日は、おかゆや雑炊、ゼリーなどできるだけ柔らかく刺激のなり食事がおすすめです。もし食欲がない場合でも水分はしっかり取るようにしましょう



そして、抜歯から数日は食事の制限はないものの、食べ物の固さや刺激などには注意して徐々に元の食事に戻していきましょう。

抜歯の傷口を治すには十分な血液が必要なので、食事をすることが不便と感じても栄養のある食事を採るようにしてください。



抜歯をしてから気をつけなくてはいけないこと


親知らずを抜歯した後の傷口には、血餅と呼ばれる黒いジェル状の血液の固まりが傷口を覆っています。

この血餅はカサブタの役割をしているので、剥がれないように注意しなくてはいけません。

血餅が剥がれると、出血するだけではなく、完治に時間が掛かってしまうだけでなく、抜歯した後の穴部分の骨がむき出し状態になるので感染を起こす可能性もあります。

少しの出血であれば問題ありませんが、血餅が剥がれないように注意しながら食事してください。




まとめ


抜歯をする前から食事を採っておくことで、抜歯後も数時間は食事の我慢ができるので不便が少なくなります。また、抜歯から数日は食事中に血の味が混ざることもありますが、少量であれば気にする必要はありません。気になるようであれば、ガーゼを噛んで止血しましょう。食事に関することや、抜歯後の出血について不安な点がある場合にはかかりつけにご相談ください。

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