歯周病を患っているかどうかは歯医者で診てもらわないとわかりませんが、セルフチェックによっておおよその判断が可能です。しかし、項目だけ見せられても「なぜ、この項目に当てはまると歯周病なのか?」を知らないと信用出来ないのではないでしょうか。そこで、歯周病のセルフチェックの項目、それぞれについて解説します。
■朝起きたとき、口の中がネバネバする
1つ目のチェック項目は「朝起きたとき、口の中がネバネバする」です。歯周病菌が繁殖し、唾液の中に歯周病菌が多く含まれると粘り気が発生します。特に、朝起きた時に口の中がネバネバするのは、歯周病菌の影響が強く疑われます。
■歯を磨いた時に血が出る
2つ目のチェック項目は「歯を磨いた時に血が出る」です。これは、歯周病菌による「炎症」が起こっている証拠の一つです。また、歯磨きの他にも「硬いものを食べる」ときにも出血を起こす可能性がありますので注意してください。
■口臭が気になる
3つ目のチェック項目は「口臭が気になる」です。口腔内を患うと、口臭が悪化することがあります。特に歯周病の場合、歯周病菌が繁殖することによって発生する臭いはかなり強いです。しかし、自分の口臭というものは本人には気が付きにくく、他人は気を遣って言わないことが多いです。そのため、口臭の悪化による歯周病の発覚はなかなか難しいという側面もあります。
■歯と歯の間に食べ物などが詰まりやすい
次のチェックポイントは「歯と歯の間に食べ物などが詰まりやすい」です。歯周病が進行すると歯茎が後退し、歯と歯の間に隙間ができやすくなります。もともと、歯と歯の間は歯周病や虫歯のリスクが高く、虫歯の影響も考えられます。
■以前に比べて歯が長くなったような気がする
次は「以前に比べて歯が長くなったようなきがする」です。歯周病の影響によって歯茎が後退すると、今まで歯茎で隠れていた部分の歯が露出します。その分、歯が長くなっているように見えるのです。
■歯がグラグラする・浮いているような気がする
次は「歯がグラグラする」「歯が浮いているような気がする」です。歯周病が進行すると歯茎が後退し、歯を支えている骨や歯根膜が溶かされていきます。支えている土台部分が弱くなってしまうため、歯がぐらついたり、浮いているように感じるのです。
■歯茎が赤く腫れたり、膿が出る
次は「歯茎が赤く腫れたり、膿が出る」です。歯周病を患うと、歯茎が腫れて、ぷよぷよした感触に変わります。そこから症状が進むと膿が溜まってしまい、痛みを伴うことが多いです。
■硬いものを噛むと痛んだり、噛みにくい
最後に「硬いものを噛むと痛んだり、噛みにくい」です。歯周病を患うと歯茎に痛みが生じる事が多く、特に歯や歯茎に負担となる「硬いものを食べる」際に激しい痛みを伴うことが多くなります。
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