歯茎が痛い原因や痛いときの対処法を知りたいと考えていませんか。
本記事では、下記の内容を解説します。
■もくじ
1. 歯茎が痛いときに考えられる原因
1-1 歯肉炎
1-2 歯周病
1-3 歯槽膿瘍(しそうのうよう)
1-4 歯肉がん
1-5 歯根膜炎
1-6 口内炎
2. 歯茎が痛いときの対処法
2-1 口の中を消毒する
2-2 痛み止めをのむ
2-3 毛先がやわらかい歯ブラシをつかう
2-4 冷やす
3. まとめ
■1. 歯茎が痛いときに考えられる原因

1-1 歯肉炎
歯茎が炎症をおこします。血が出たり腫れることもあります。
歯茎のすきまに虫歯菌のネバネバがたまって増えるためです。
1-2 歯周病
歯肉炎がすすんで歯を支えている骨にまで炎症がおきている状態です。
歯茎からの出血や腫れがあったりするだけではなく、場合によっては抜歯しないといけないこともあります。
1-3 歯槽膿瘍(しそうのうよう)
口臭にも影響し、はげしい痛みが特徴です。
歯周病がすすんで歯をささえている骨のあたりに膿がたまることで起こります。
1-4 歯肉がん
初期のときには痛みはありませんが、進行していくと歯茎の痛みや腫れの症状があらわれてきます。
歯茎への刺激がつよい習慣、たとえばタバコを吸ったりお酒を飲んだりする生活習慣のある方によく見られます。
1-5 歯根膜炎
物をかんだときに痛みが起きます。歯の根元をおおっている歯根膜に炎症が起こるためで、かみあわせが悪いことや虫歯が原因となります。
1-6 口内炎
ほほの内側だけではなく、歯茎にも口内炎ができることがあります。乱れた食生活や睡眠不足、ストレスが原因で起こります。
■2. 歯茎が痛いときの対処法

2-1 口の中を消毒する
うがい薬をつかって口のなかを消毒するのが有効です。
うがい薬の殺菌作用はのどだけでなく歯茎にたまっている菌にも効果的だからです。
2-2 痛み止めをのむ
とりあえずの処置としてドラッグストア等で販売している痛み止めも使用して結構です。
ただし、痛みが和らいだからといってそのまま放置せず、歯科受診をしてください。
2-3 毛先がやわらかい歯ブラシをつかう
歯茎を刺激しすぎないために、毛先がかたいものではなくやわらかい歯ブラシをつかいます。痛みが強いからといって歯磨きをしないのは菌が増える原因になるので必ず行いましょう。
2-4 冷やす
濡らしたタオルなどで患部を冷やします。血のめぐりがよくなると痛みが強くなってしまうからです。
■3. まとめ

歯茎が痛い原因はさまざまです。
人によってお口の状態は違いますので、対症療法としていったん痛みを軽減させるのも良いですが、痛みが弱まったからといってそのまま放置せず、かならず歯科受診をしましょう。
てらしま歯科
愛知県稲沢市緑町4-9-1
0587-23-8585
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