歯茎が痩せると歯茎が下ってきたり、歯がぐらぐらするように感じます。
歯茎が痩せてしまう原因は、年齢によるものだけでなく歯の病気の可能性もあります。
徐々に進行するので、すぐに気付かない人も多いでしょう。
歯茎が痩せる症状や、その原因を知って健康な歯茎や歯を取り戻しましょう。
歯茎が痩せる症状とは?
そもそも歯茎が痩せるとは、どんな症状のことを指すのでしょうか?
まず、歯茎が下がってくることで歯の長さが長く見えるようになるという症状があります。
以前よりも歯が長くなったと感じたら、歯茎が下がってきている可能性があるのです。
また、歯がグラグラしたり、歯茎の中に埋まっているはずの歯根が見えてき始めることも歯茎が痩せたことによる症状です。
歯茎が痩せる原因
歯茎が痩せてしまう原因は、さまざまなものが考えられます。
放っておくと、治療が困難になる場合もあるので、原因を知って対処できるようにしましょう。
歯周病
日本人の多くの人がかかっている歯周病は、歯茎が痩せるという症状の主な原因になります。
歯茎や歯を支える骨に影響を与え、徐々に歯茎が痩せていってしまいます。
歯茎が痩せる他にも、歯茎のかゆみや痛み、口臭などの症状が現れるので、歯科医院でクリーニングや治療を行うことと同時に、正しく歯を磨く必要があります。
過度なブラッシング
歯を綺麗にしようと一生懸命に歯を磨くことは良いことですが、力を入れ過ぎたり磨きすぎるといった過度なブラッシングは、歯茎が痩せる原因になります。
歯茎を傷つけ、歯のエナメル質をすり減らしてしまう可能性があるので、正しい歯磨き方法で優しく磨くようにしましょう。
歯並びや食いしばり
歯並びが揃っておらず噛み合わせが上手くいっていない場合や、食いしばりの癖があると、歯の一部に強い負担がかかってしまいます。
そうすると、歯茎や周囲の骨に力が加えられてしまって歯茎が痩せてしまいます。
歯ぎしりも同様に、歯茎が痩せる原因になるでしょう。
一度歯科医院で噛み合わせを診てもらうことや、食いしばりや歯ぎしりを治すことで改善が期待できます。
加齢
年齢を重ねることでも歯茎は痩せていきます。
歯茎は10年で2㎜近く下がると言われているので、加齢によって歯茎が下がってきたと感じる人も多いでしょう。
歯茎が下がってしまうと、見た目にも老化を感じさせてしまいます。
まとめ
歯茎が痩せる原因を紹介してきましたが、一番多い原因は歯周病です。
正しい歯磨きで、健康な歯と歯茎を維持することができます。
歯石が溜まっている場合には歯科医院でのクリーニングが必用ですし、歯科医院で正しい歯磨き方法も教えてもらうことができます。
日頃から心掛けることで、歯茎が痩せる予防・改善をしていきましょう。
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