歯肉炎の治し方や予防するにはどんな方法があるんだろう?
あわせて歯肉炎が進んだらどうなるのか知りたいと考えていませんか?
本記事では、下記の内容を解説します。
■もくじ
1. 歯肉炎の治し方
1-1 日々の歯磨き
1-2 歯石をとる
1-3 歯の掃除をする
2. 歯肉炎の予防方法
2-1 日々の歯磨き
2-2 歯石をとる
2-3 歯の掃除をする
2-4 禁煙する
2-5 栄養をきちんと摂る
2-6 ストレスをためない
3. 歯肉炎が進んだ場合
4. まとめ
1. 歯肉炎の治し方
歯肉炎の治し方は大きくわけて3点です。
1-1 日々の歯磨き
歯肉炎を治すには、日々の歯磨きが大切です。
歯肉炎になる原因は歯と歯茎の間に食べ物のカスがたまり続けることで、菌が増殖して炎症を起こしてしまうことです。
つまり、毎日きちんと歯を磨けているかが重要になります。
ただ、歯磨きは利き手や力のかけ方、歯ブラシの当て方などのクセを人それぞれもっているため、磨き残しが残る場合が多いです。
歯肉炎になる場所というのは、普段歯磨きがきちんとできていない証拠でもあります。
特に、歯並びが悪かったり、歯ブラシが届きにくい奥歯だと食べ物のカスが残りやすくなります。
1度歯科医院で歯磨き指導を受けてみることをおすすめします。
しっかり磨いているはずが、実は磨き残しがたくさんあった、ということがよくありますし、歯磨きに対する自分自身のクセがよくわかります。
1-2 歯石をとる
歯肉炎を治すには歯科医院で歯石をとることが大切です。
歯石の表面は凹凸があるため、食べ物のカスもたまりやすく、菌が増殖するには十分な環境になります。
家で歯石をとることはできませんので、受診する必要があります。
1-3 歯の掃除をする
普段の歯磨きでは落としきれない、食べ物のカスに群がった菌の塊を歯科医院で取り除きます。
前述したように、歯並びが悪かったり歯ブラシの届きにくい奥歯などは、食べ物のカスが蓄積していきやすい場所になりますので、専用の器具を使って取り除きます。
2 歯肉炎の予防方法
歯肉炎を予防する方法は大きく分けて6つ挙げられます。
2-1 日々の歯磨き
治療方法と同様に、大切なのが日々の歯磨きです。
食べ物のカスがたまり続けることが歯肉炎の原因になるので、歯ブラシだけではなく、デンタルフロスや歯間ブラシを活用しても良いでしょう。
2-2 歯石をとる
歯石も歯肉炎の原因になるので、歯科医院で取り除きましょう。
先の尖ったものを使い、自宅で無理に取ろうとすると歯茎を傷つけてしまい、感染につながる恐れもありますので確実に受診してください。
2-3 歯の掃除をする
普段の歯磨きでは取りにくい箇所の食べ物のカスや菌の塊を歯科医院で掃除しましょう。
仮に歯周炎になっていた場合、歯茎から出血していれば別ですが、歯茎が腫れている程度だと自分自身では見落としてしまうこともあります。
早期発見できれば、治療期間を短くできたり、費用も少なくてすみますので、定期的に歯科医院でチェックしてもらうと良いでしょう。
2-4 禁煙する
喫煙すると体の免疫力が下がりますので、菌にやられやすくなり、歯肉炎につながってしまいます。
歯肉炎になったとしても、タバコを吸っている場合、血行不良になりますので、歯茎から血が出にくくなり、歯肉炎のサインの1つを見落としてしまう可能性もあります。
2-5 栄養をきちんと摂る
特にビタミンが不足すると、菌への抵抗力が落ちて歯肉炎にかかりやすくなります。
ビタミンをきちんと摂取できるような食事を心がけることが大切です。
2-6 ストレスをためない
ストレスを多くためてしまうことで、体の抵抗力が落ちます。
そうなると菌も活発になり、歯肉炎につながることになります。
仕事や家事、育児などでまったくストレスを感じないことは不可能だと思いますが、趣味なども含めて上手に発散することも時には必要でしょう。
3.歯肉炎が進んだ場合
歯肉炎が初期の場合、歯茎の腫れや出血に始まり、歯が浮いたような感覚になることもあります。
歯肉炎が進んだ場合、歯を支えている骨が溶かされていき、歯周炎と呼ばれる状態になり、口臭にも影響してきます。
さらに歯周炎が進むと、歯がグラグラしてきて、最後には歯が抜けるという事態になってしまいます。
歯肉炎と歯周炎をまとめて歯周病と呼びますが、歯周に何かしらの疾患がある方は、年々低下している傾向にあります。
ただ、全国調査で、高齢者では50%以上の割合で歯周病にかかっていたり、20代でも20%弱の方が歯周病にかかっているという報告もありますので注意が必要です。
4 まとめ
歯肉炎を治療するには、日々の適切な歯磨き、歯石を取る、食べ物のカスに群がる菌を歯科医院で取り除くことです。
歯肉炎を予防するには、上記3点に加えて禁煙や栄養のある食事を摂る、ストレスをためないといったことが挙げられます。
歯肉炎に気づく人で一番多いのは、出血や痛みではなく、「歯茎の腫れ」なので、自分では気づかないことがあります。
定期的に歯科医院を受診してメンテナンスをしてもらうと良いでしょう。
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