歯医者の麻酔は痛い?怖い?歯科治療で用いる麻酔の種類と効果について

最終更新: 6月21日

皆さんは歯医者で受けられる治療には、ドリルで削るなどの痛みや恐怖を伴う内容が多いイメージがあると思います。治療内容によっては「麻酔」を施しますが、一口に麻酔といっても種類があります。そこで、歯科治療で用いる麻酔の種類と効果について解説します



局所麻酔法

1つ目は「局所麻酔法」です。一般的な「歯医者の麻酔」のイメージである、歯茎に注射するタイプの麻酔になります。局所麻酔は以下の3つに分類できます。

表面麻酔法

浸潤麻酔法

伝達麻酔法

「表面麻酔法」は、麻酔薬を歯茎の表面に塗る麻酔です。これにより歯茎の感覚を麻痺させ、後述の麻酔注射の際の痛みを軽減することができます。また、乳歯の抜歯や歯石の除去の際に用いられることもあります。

「浸潤麻酔法」は、いわゆる「歯医者の麻酔」の典型例である、歯茎に対して注射する麻酔です。痛みを軽変死体部分の歯茎に麻酔薬を注射するのですが、患者さんからの人気は良くありません。最近では細い注射針や麻酔薬の温度管理を行うことにより、以前よりも痛みや不快感の少ない麻酔注射を実現しています。

「伝達麻酔法」は、下顎の奥歯に用いられることの多い麻酔です。下顎の奥歯は上記の麻酔が比較的効きにくく、脳からでた神経が下顎に向かう途中に麻酔薬を作用させることで麻酔の効果を発生させます。


精神鎮静法

次は「精神鎮静法」です。局所麻酔により、治療に際しての痛みはほとんど軽減されます。しかし、歯を削る音や振動などに苦手意識が働き、リラックスして治療を受けられない人も少なくありません。そんな人にオススメなのが精神鎮静法なのです。具体的には以下の方法で実施されます。

吸入鎮静法

静脈内鎮静法

「吸入鎮静法」は、笑気を吸入することにより精神安定を図る方法です。笑気は麻酔ガスの一種であり、吸入することで不安や恐怖を感じることの少ない、リラックスした状態になるという性質を利用します。

「静脈内鎮静法」は、鎮静薬を注入する方法です。笑気よりも高い効果を発揮するので、吸入鎮静法では十分な効果を得られない人にオススメの方法になります。親知らずの抜歯やインプラント手術のように、患者さんへの侵襲の大きい治療を行う際に用いられることが多いです。



全身麻酔法

最後は「全身麻酔法」です。ほとんどの歯科治療において局所麻酔だけで十分な効果を発揮するのですが、以下のケースに置いては全身麻酔が利用される可能性があります。

・外科手術が必要な矯正治療

・大掛かりなインプラント手術

・患者さんが治療に協力できない年齢

・患者さんに障害がある