矯正は医療費控除を使いこなせば安くできる、そのやり方とは?最新の矯正事情について

最終更新: 6月21日

歯列矯正は健康保険が適用されない自由診療なので、高額になってしまうというイメージを持っている人が多いでしょう。

確かに、自由診療になるので高額になってしまうものですが、医療費控除をうまく使いこなせれば費用を抑えられることができるのです。

どのようにすれば費用を抑えて歯列矯正ができるのか、詳しく解説してきます。

合わせて、最新の矯正事情についても紹介するので、是非参考にしてください。



矯正治療における医療費控除とは


医療費控除は、年間の医療費が一定額を超えている場合に受けられる所得控除です。

確定申告によって還付金を受け取ることができ、あらゆる医療行為が医療費控除の対象になります。

それでは、矯正治療における医療費控除はどういった場合に利用することができるのでしょうか?


医療費控除が適用される大人の矯正治療の条件


矯正治療も医療費控除の対象になりますが、どんな矯正治療でも対象になるわけではありません。

大人の場合は、ただ歯並びを綺麗にしたいという審美目的では医療控除を利用することができないのです。

医療費控除の対象になるのは、歯の機能に問題があるようなケースになります。

つまり、専門の矯正医が診断した上で、咀嚼障害や顎の関節への障害、噛み合わせが悪いことによる虫歯などの問題などがあり、矯正治療が必要と診断された場合に医療費控除の対象になるのです。



子供の場合の医療費控除の条件


大人の矯正治療は矯正医による診断で医療費控除が左右されますが、子供の場合は基本的に歯列矯正が医療費控除の対象になります

それは、発育過程の時期における矯正は、将来の歯や骨格の正しい成長を促すための治療として考えられているからです。

そのため、子供は歯列矯正が医療費控除になります。

ただし、明確な年齢の基準は定まっておらず、中学生くらいまでが子供として扱われていますが、各管轄の税務署によって異なるので確認が必要です。



医療費控除でいくら戻る?計算方法と還付金


歯列矯正の医療費控除を申告する場合、どれくらいお得になるのか具体的な金額が気になるという人は多いでしょう。

また、医療費控除の対象額はどのように計算すべきなのでしょうか?


医療費控除対象額の計算式


医療費控除の計算式は、年間の医療費から損害保険や生命保険から支払われた入院費用などで得た分を差し引いて計算します。

医療費控除対象額の計算式は、以下が基本的なものになります。

医療費控除額(10万円~200万円まで)=1年間の医療費-保険受給額の合計-10万円もしくは所得総額の5%


還付金の計算


医療費控除は、対象額がそのまま還付されるというわけではありません。

どれくらいの金額が還付されるのかというと、医療費控除に所得税率をかけると計算で割り出すことができます。


この表から分かるように、所得金額が高いほど税率が高くなります。

つまり、医療費に対して還付される金額も所得金額が高いほど返ってくる割合が高くなるということです。


矯正の医療費控除の申請方法は?


子供の矯正は基本的に対象になりますが、大人の場合は医療費控除になるのかどうか知ってから申請を行います。

まずは医療費控除のための診断が可能か医師に確認してから行う必要があります。

医療費控除が可能な場合どのように申請すればいいのか見ていきましょう。


医療費控除の申請方法


医療費控除を受けるための申請は、確定申告によって行います

手続きは、申告書類を税務署に持ち込む他、郵送やインターネットでの申告も可能になっています。

確定申告の内容は過去1年間(1月1日~12月31日までの期間)となっていますが、期間を過ぎてしまった場合でも治療から5年以内であれば過去の医療費控除の申告ができます。

毎年2月中旬~3月15日までが確定申告の時期ですが、控除の申告は確定申告の提出期間と関係なくいつでも受付ができるので、税務署に相談してみましょう。


申告に必要なもの


確定申告で医療費控除を申告するには、いくつかの書類を準備する必要があります。

確定申告の申告書以外に、矯正治療が医療費控除に該当していることを示す書類や、治療を

証明できる領収書が必要です。

申告書

歯科医による診断書

矯正治療費の領収書

通院にかかった交通費の領収書

治療で必要になった医薬品の領収書

治療費だけではなく、通院にかかった交通費や医薬品も控除の対象になるので、忘れずに申請できるように領収書を保管しておきましょう。

また、矯正治療をローンで支払った場合でも医療費控除の対象になります。

ただし、ローンの手数料は対象外となることや、ローンが年をまたぐような際には別年に申告しなくてはいけないという点などに注意しなくてはいけません。



最新の矯正事情について


矯正の医療費控除について紹介してきましたが、矯正は時代と共に進化を続けています。

どのような矯正方法があるのか知って、医療費控除を頭におきながら自分に合った矯正方法を選びましょう。


今はどんな矯正の種類がある?


従来矯正といえば、ワイヤーを使ったブラケット矯正が中心でした。

しかし、ブラケット矯正といえばワイヤーが目立つ上に、矯正期間が2年以上になるので長いというイメージでしょう。

そこで、裏側のブラケット矯正もありますが、裏側だからこそ技術力も必要になり、費用が表側のブラケット矯正よりも高くなってしまいます。

見た目には目立ちにくくなるものの、150万円前後は費用が必要なので高額と言えるでしょう。

そこで、最近になって選ぶ人が増えている矯正方法が「マウスピース矯正」です

透明で取り外し可能なマウスピースによって矯正するという方法になり、目立ちにくく費用も矯正の中でも低価格で手頃にできるものになっています。



最新矯正ならばインビザライン矯正


マウスピース矯正の中でも最新のものは、インビザラインシステムのマウスピース矯正になります。

インビザラインシステムは、コンピューターによる3D画像など最新技術によって歯の動きをシミュレーションして治療計画を立てるものです。

そうすると、治療開始前から終了までの歯の動きを知れるので、治療終了予定も分かりますし、最初に終了までの全てのマウスピースを作成することができます。

そのため、毎回歯型を取る必要もないので、スムーズに治療を進められるのです。

また、画像とコンピューターによるデータ分析で、自分に合ったマウスピースがズレなくオーダーメイドで作成できるというメリットもあります。

だからこそ、従来のマウスピース矯正よりも幅広い症例に対応することができるのです。


※患者様の許可を得て掲載しています


まとめ


矯正治療は高額な費用がかかってしまうと一歩踏み出せずにいる人も多いかもしれませんが、マウスピース矯正であれば矯正の中でも費用が低くなっています。

大きく歯を動かさなくてはいけないようなケースには対応できないこともありますが、部分矯正などにも対応しているので、まずは矯正歯科にてご相談ください。

また、医療費控除が使えるようなケースもあるので、こちらも歯科医院にて検査の上で相談が必要です。

医療費控除の対象になる場合には、必ず治療費や交通費など領収書を残しておきましょう。

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執筆 てらしま歯科 スタッフ

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