【2020年診療報酬改定】保険で奥歯も白い歯OK~CADCAM冠~

最終更新: 4月10日

てらしま歯科では、保険で可能な真っ白なかぶせもの「CAD/CAM冠(キャドカムかん)」を取扱っております。当医院も、コンピュータによる歯科用CADCAMシステムを採用していますので、銀歯しか入らなかった奥歯に保険で白い被せ物を入れられる可能性が出てきました。


これまで保険がきく白い被せ物というのはプラスチック冠のみとなり、割れやすいというデメリットがありまして当院では採用していませんでしたが、最新のCAD/CAM冠は安定したレジンブロックをコンピュータで制御し、削りだして作成するので強度が増しております。

素材はレジンという二酸化珪素が主成分です。

※セラミックやジルコニアとは成分が異なります。


2020年4月の診療報酬改定で出来るようになったこと


今回の2020年4月の診療報酬改正で保険適用内であれば、第一小臼歯・第二小臼歯・第一大臼歯(真ん中の歯から4番目、5番目、6番目の歯)と範囲が増え、少しでも銀歯を減らしたい方はご相談ください。

国が医療費を補助してくれるため、安くすみます。



CADCAM冠メリット

・銀色の金属を使わないので、見た目が自然。

⇒上の図のように天然歯に近い透明感と艶のある仕上がりです。 プラスチックであれば着色などで黄ばんできますが、CADCAM冠は表面が滑らかで汚れやプラークがつきにくく美しい白さを長く維持できます。

・金属アレルギーの心配がない。

⇒金属アレルギーを起こしたり、金属により歯肉が黒ずんで見える心配がありません。

・過去の保険適応の硬質レジンジャケット冠(プラスティック)よりも強度が優れる。

CADCAM冠の強度は約240MPaですので安心してご使用いただけます。


【CADCAM冠】

素材…ハイブリッドレジン (プラスチックとセラミックの混合)

強度…小臼歯 約240MPa、大臼歯 約300MPa

※2020年4月現在 GC社 セラスマート270、300(商品名)使用時


【硬質レジンジャケット冠】

素材…プラスティック

強度…約100MPa

・硬すぎないので、噛み合う歯を傷めにくい。

⇒歯質と同程度の硬さがあり、噛んだ時の歯や骨にかかるダメージを吸収してくれます、さらに歯の破折に強い素材です。 硬すぎると、天然の歯が削れてしまいます。

・保険適応なので安価です。


CADCAM冠について分かりやすい動画がありますので、紹介しておきます。4分程度でメリット、デメリットが分かるのでオススメですよ。




CADCAM冠のデメリット

歯ぎしりや食いしばりに弱い。

⇒金属と比べて、咬む力でたわみやすいので、脱離する場合がある。

・取り扱っている歯科医院がまだ少ない。

⇒認可されていない歯科医院もあります。事前にお問い合わせをすると良いでしょう。

厚生労働省の施設基準を満たし、認められた歯科医院が、認可された材料とCAD/CAM装置を使用し作成した場合の小臼歯および一部の大臼歯のみ保険適用となります。

・セラミック(陶器)ではないため、長期の使用で徐々に変色する。

⇒全体が均一の色のみのため、透明感はオールセラミックより若干劣ります。


CADCAM冠の費用

保険3割負担 約5,400円

保険2割負担 約3,600円

保険1割負担 約1,800円

※かぶせの費用で、歯の型取り代等は別途かかります。


保険の白いかぶせが適さない場合は?


食いしばりや歯ぎしりが強い方 → 強度は保険に認めれている以上ある程度保証されていますが、横の力に弱いので脱離する恐れがあります。

入れ歯の金具(バネ)が、かかる場合 → 取り外しに力がかかるので脱離する可能性があり、どの医院でもおすすめしていないと思われます。


以上に当てはまる方で、銀歯のかぶせものに抵抗がある方は、強度の強い保険外の白いかぶせものがありますのでご検討ください。


※外れてしまったら、持ってきてもらえばそのまま再装着出来るケースが多いです。


白い詰め物も保険でできますか?


インレーは対象外です。


上の図を見ていただいて5番目、6番目、7番目の歯に金属の詰め物が入っています。

このような部分的な詰め物には保険での白い詰め物は認められていません。

※2020年4月現在

上の図のように白いインレーにするには、セラミックと呼ばれる保険外診療となります。 なにかご不明な点があればお尋ねください。


当院ではセラミック治療の費用は1本4万~となっています。

むし歯の範囲が大きくなれば費用がかかってきますのでお早めの治療をお勧め致します。


てらしま歯科

愛知県稲沢市緑町4-9-1

0587-23-8585