クレンチング症候群とは?症状・原因・治療法・予防法まで歯科医師が解説

歯が痛いが虫歯や歯周病が見当たらない場合は、クレンチング症候群の可能性があります。他にも様々な原因が考えられますが、クレンチング症候群のセルフチェックをしてみてください。

ここでは、クレンチング症候群の症状や原因、セルフチェック方法、治療法、予防法について「てらしま歯科」が詳しくご紹介します。



クレンチング症候群とは

クレンチング症候群とは、無意識に歯を食いしばることで、様々な症状が現れるものです。歯は、食べ物を噛むときに使いますが、口の中に何もない状態で噛むと歯や顎に大きな負担がかかります。

このような事態が日常的に行われると、歯や顎に負担が蓄積されていき、全身に様々な症状が現れるようになるのです。


クレンチング症候群の症状一覧

クレンチング症候群では、次の症状が現れます。


歯が削れる

歯が欠ける

歯がグラグラする

歯周病

知覚過敏

顎関節症

顔面痛

頭痛

腰痛

難聴

耳鳴り

めまい

肩こり

腕のしびれ

自律神経失調

冷え性

低体温

倦怠感

イライラ


このように、様々な症状が現れるため、日常生活に支障をきたす恐れがあります。


クレンチング症候群の原因

クレンチング症候群の原因は歯の食いしばりですが、これはストレスによって起こるものです。ストレスが溜まると、無意識に歯を食いしばり、歯や顎に負担をかけてしまいます。これは、日中だけではなく寝ている間にも起こります。


現代はストレス社会とも呼ばれており、仕事や家事、育児、介護、人間関係、親族間の争いごとなど、様々な原因でストレスを受けるため、十分に対策することが大切です。



クレンチング症候群のセルフチェック方法

クレンチング症候群を疑うときは、鏡で口の中を見たり、顎の状態をチェックしたりしましょう。

・上下の歯が触れ合う面がすり減っている ・歯と歯茎の間にえぐられたような部分がある ・舌の側面に歯型がある ・頬の内側に白い線が入っている ・顎の関節を押すと痛い ・エラの筋肉が痛い

上記のような症状がみられた場合は、クレンチング症候群の可能性があります。


クレンチング症候群の治療法

歯医者では、食いしばりによる歯と顎への負担を抑えるために、マウスピースを作ったり歯並びを矯正したりして、クレンチング症候群を治療します。

マウスピースを装着すれば、歯と歯が接触しなくなるため、歯と顎への負担を抑えられます。

また、歯並びが悪いことがクレンチング症候群の原因の1つのため、必要に応じて矯正治療を提案します。


クレンチング症候群のセルフケア方法

クレンチング症候群の症状を和らげるために、次のようなセルフケアを試してみましょう。

(1)口を閉じて、歯と歯を接触させないようにする

(2)全身の力を抜いて筋肉をほぐす

(3)手を天井へ伸ばし、力を入れた後に一気に脱力します。

このように、全身のストレッチによって食いしばりが起こりにくくなる可能性があります。



クレンチング症候群の予防法

クレンチング症候群は、いったん改善しても再発する可能性があります。原因となるストレスを和らげることが大切です。良質な睡眠や入浴、適度な運動、趣味を楽しむなど、様々な方法を試してみてください。

また、パソコン作業やスマホ操作などをしているときは、無意識に歯を食いしばりやすいため注意が必要です。食いしばりに気づいたら、顎の力を抜いてリラックスしましょう。腹式呼吸をするだけでも身体がリラックスして、食いしばりが改善する可能性があります。


まとめ

クレンチング症候群は、単なる歯の食いしばりと考えず、早めに対処することが大切です。ストレスを和らげようにも、仕事や家事、育児などによるストレスは、なかなか解消できません。歯医者でマウスピースを作ってもらい、歯と顎への負担をいち早く抑えましょう。クレンチング症候群でお悩みの方は、「てらしま歯科」にお気軽にご相談ください。


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