20代における歯周病

最終更新: 6月21日

歯周病は、特に、若いひとは歯周菌に感染してはいても、体力もあり、免疫力も高いので、比較的歯周病になりにくいと思われがちです。しかし、統計によると、20代でも、75%のひとは、歯周病にかかっているとも言われています。この病気は、沈黙の病気と言われるだけあって、特に痛みもなく、自覚症状も少なく、自分は大丈夫だと思いがちです。



それでは、どういった人が歯周病になりやすいのか?中高年の人は、免疫力が低下してくるので、もちろん、歯周病になるリスクも若い人に比べると高くなります。では、若い人たちは?という疑問が出てきます。当然ですが、子供たちの中にも歯周病になる割合も増えています。例えば、食べ物です。昨今の食べ物は、甘く、食べやすいように柔らかく作られています。そのため、子供たちの咀嚼力(物をかむ力)が減少しています。それはどういう意味かと言うと、唾液の量です。唾液には、もともと殺菌作用や抗菌作用があります。唾液の量と噛む量を比例しているので、噛めば噛むほど、唾液の量も増え、口の中の殺菌作用も高まると言うことです。これは、年齢に関係なく、重要な要素です。


次に、女性は、更に要注意です。ホルモンのバランスが崩れると歯周病になりやすい状態になります。思春期では、、女性ホルモンが増え、また、月経中のホルモン量の変化で、また、歯周病になりやすい状態になります。本当に困ったものです。こればっかりは、毎日の歯のケアを十分にやるより仕方がないですね。


あと、大人も含めてですが、昨今の子供たちは、ストレスが多くかかっているようですね。受験やイジメなど、子供たちも多くストレスのかかる状態にいるため、自然と免疫力も下がってきます。そうなると、口の中で歯周菌が増えやすい状態になります。また、両親が共働きの家庭や、塾などで忙しい子供たちの栄養の偏りなども、免疫力低下の原因となります。



確かに、若い人達は、体力もあり、免疫力も高いですが、それだけでは、歯周病にならないとは言えません。毎日の歯磨きに加え、栄養のある食事をとり、固いものをよく噛んで食べ、できるだけストレスを無くす、もしくは、解消する生活にしていくことが大切です。