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歯周病って実際のところどんな検査や治療法があるの?

歯磨き粉のCMでよく耳にする「歯周病」ですが、実際どんな病気なのかどうやって調べるのかまで知っている人はなかなかいません。

よく聞く名前、ということはそれだけ多くの人が陥りやすい病気なので、どんな病気なのかきちんと知っておきましょう。

また、歯周病になった時はどんな治療をするのかもあわせてご紹介していくので、参考にしてみてください。



歯周病ってどんな病気?検査方法は?

歯周病というのは、細菌に感染することで歯肉部分が炎症して骨が溶けていく病気です。

最初のうちは、歯磨きの時に出血したり腫れるなどの症状がありますが、徐々に進行していくと歯の土台である骨が溶けるので、歯がぐらついて抜けてしまうようになります。

そもそも口の中は細菌だらけと言われていますが、歯磨きを十分にしていれば悪さはしません。

ですが、ブラッシング不足になる場合は細菌が歯の表面に付きどんどん悪いことをしていくのです。

歯周病の症状を感じたら、すぐに歯科医院を受診しましょう



検査方法はとても簡単で、歯科用のX線撮影をしたり、歯肉からの出血や厚みなどを調べてみる方法があります。

主に歯周ポケットと呼ばれる、歯と歯茎の境目の溝の深さを確認して、歯周ポケットが深いと歯周病の疑いが強くなります。

歯科用のX線検査だと歯の骨の状態までわかるので歯周病かどうかはすぐにわかります。

どの検索も痛みを伴うものではありませんので、安心してください。



歯周病治療は2種類!それぞれの特徴を紹介

歯周病になった時は、もちろん治療は行いますが歯の状態によって治療の方法が分かれます。

大きく分けて2つあるので、よく理解しておきましょう。


口腔内ケアを徹底して細菌がつきにくくする治療

歯周病の進行が浅く、これからのケアで十分に状態を良くすることができる場合は、口腔内の細菌に対してアプローチする治療が使われます。

例えば、歯石をとったり歯の詰め物と歯の段差を滑らかにするなど、口腔内で細菌がつきにくい環境づくりをしていきます。

歯周病の原因は、歯磨きで取り除けなかった細菌が炎症を引き起こしているので、そもそも細菌がつかないような状況であれば歯周病にはなりにくくなるのです。

歯石取りは痛みを伴いますが、しっかりと定期的にケアすることによって歯周病予防になるので、頑張りましょう。




噛む力を取り戻す治療

歯周病が進行して、歯の土台となる骨が溶けていく状態になってしまった場合に選択される治療法です。

歯のぐらつきによって噛む力が弱くなってしまった場合、入れ歯やインプラントを用いて噛む力を取り戻していきます

抜歯をしなくてはいけませんが、ぐらついた歯をそのままにしておくと残った歯にも負担をかけることになるので、しっかりと治療することが大事です。

ただ、入れ歯やインプラントは費用負担が大きいものなので、予算を歯科医院で相談してみてください。

噛む力があれば、食事も楽しくなるので治療は必須です。



まとめ

歯周病についてご紹介しました。

一般的によく知られている病気なので、自然治癒するのでは?なんて誤ったイメージを持つ人も多いですが、実際はきちんと治療しなくてはどんどん悪化していってしまいます。

歯肉に異変を感じたら、早めの受診が必要です。

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